シェルがブラジルへの大型投資検討、英BGグループ買収前提で

英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)は、ブラジルに数十億ドル規模の資金を投じる方向で検討している。同社は700億ドル規模の英同業BGグループ(BG.L)買収計画の資金を調達するため、自社事業の多くを売却する準備をしており、こうした状況でのブラジル投資は注目されそうだ。

バンブールデン最高経営責任者(CEO)は、原油価格の低迷が続いている状況を受けて広範な支出削減策を進めているものの、BG買収の意向は変えていない。買収が実現した場合、シェルは液化天然ガス(LNG)供給の世界最大手となる見込みだ。

シェルは財務体質を改善して深海油田やLNGなどの中核事業に専念するため、2016─18年に約300億ドル規模の資産を売却する計画を表明済み。また、シェルはBG買収を完了した後、ブラジルの深海油田開発で外資最大手となる見込みだ。

複数の同社関係者によると、シェルはブラジルを中心とした新規買収に最大50億ドルを振り向ける考え。ブラジルでは政府を巻き込んだ汚職問題で揺れている国営石油会社ペトロブラスが、約140億相当の資産売却を図っている。

シェルはまた、将来の成長が期待される東アフリカなどでも資産買収を検討中。東アフリカは資源埋蔵規模が大きく、BGはタンザニアでガス田を開発中という。

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