スペインがインド在来線の高速化を売り込んだ理由とは?

2015年末に日本はインドで新幹線の受注を達成した。ムンバイとアーメダバードの500km間を時速320kmで走行する、インド初の高速列車である。

そしてこの路線以外にも、インドは7路線で高速列車を走らす計画を持っている。この高速列車の受注を狙っているのは日本以外にフランス、スペイン、中国だとされている。

中でも、スペインは高速列車の受注もさることながら、在来線のスピードアップについてもインドに売り込みをしている。その柱にあるのはスペインが技術的に世界で誇る列車タルゴ(Talgo)である。タルゴは、振り子式の左右が独立した車輪を使い、しかも車体の重心を低くして曲線区間で速度の向上を可能にしている。このタルゴをインドに送り、インドの在来線を使ってスピードアップを計るプランをスペイン国有鉄道はインド政府に提案したのである。

スペインは、予てからインドの鉄道網の近代化に強い関心を寄せていた。なにしろ、インドの鉄道網は世界で最も長い65000kmを有し、毎日の利用客は2300万人いるとされている。しかし、列車の速度が遅く目的地までの所要時間がかかり過ぎる問題がある。インドの産業発展には鉄道の近代化は必須の条件とされているのだ。その為に、インド政府は、国内そして外国からの企業の支援も見込んで、この先5年間に1370億ドル(13兆9700億円)の投資を予定しているという。

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